これまでの私の人生、けして「健康」といえるものではなかった。

20代のころから極度の便秘に悩まされ、救急車で運ばれること3回。血行が悪すぎて体温はいつも34℃台、周りがぎょっとするほど目の周りのクマが酷かった。見かねた友人からは、コンシーラーをプレゼントされたこともあるほど。。。

生理痛もひどく、経血の様子もおかしい。

病院に行って告げられたのは「子宮内膜症のきらいがある」。

病気だと断言されたわけでもないのに、医者に勧められるがままピルを飲み続け、酷いむくみと軽い意識障害に悩まされる。そのとき初めて薬の怖さに気づき、ヨガを始めた。

そのころはちょうどヨガブームで、心身を整えることよりもスタイルばかりを追い求める風潮に余計に疲れてしまう。彼氏もいないのに、子供を持つという夢だけはどうしても諦め切れず、悶々とする日々を送っていた。

同じころ、60代になったばかりだというのに、膝が痛すぎて、まるでスキーヤーのように両手に杖をついていた母が、医者に頼らずに自分の力で膝の痛みを克服する「自力整体」なるものに出合ったという。

 私にも自力整体の本を送りつけてくる。母を心配させるのが面倒になり、「一度だけなら」と自力整体の教室へ。このとき、34歳。

ナビゲーターの声に従って体を動かしていると、なぜだか分からないけれど、あくびが止まらない。目尻からは、気持ちのいい涙があふれ出る。その日は久しぶりに深い眠りに包まれ、そうして翌朝、立派に、それはそれは立派に出るべきものが排泄された！

 数回教室に通ううちにすっかり自力整体に魅了され、自力整体ナビゲーター養成講座に参加。そうして2013年、自力整体ナビゲーターとして自身の教室「ここから教室」をスタートさせることに。

ナビゲーターになって7年。
人と自分とを比べて焦ったり、イライラしたりすることがピタリとなくなった。
以前は、自分と他人を比べて自分が嫌いになることもあったけれど、
出るべきものもちゃんと出て、こうなりたいと次から次へ夢がふくらむ。
今は堂々と自分が好きだといえる！いつだって「今」が一番楽しい！　

また、40歳のときには、長年の夢だった子宝にも恵まれた。現在子どもは2歳になり、意思疎通が図れることも増え、ますます愛おしい存在になっている。かつて「もう子どもは無理かもしれない」と諦めていた自分を、自力整体が救ってくれた。

自力整体は、私の人生を確実に豊かなものにしてくれた。次は、私が発信する番。

自力整体の素晴らしさ、そして東洋医学が持つ力をひとりでも多くの方に知ってもらいたい。そして心身ともに悩める方に自力整体を届けることを、私のライフワークとしたい。

「もしかしたら、自力整体だったら自分の悩みを解決できるかもしれない」。少しでもそう感じられた方は、ぜひ一度、教室へ足を運んでみてください。その一歩が、のちに大きな一歩となるかもしれません。

2020年11月　自力整体ナビゲーター　ふじいみき

追記:

あまりの膝の痛みから、かつては自由に動くことすらままならなかった母。今も毎週欠かさず自力整体を続けており、今では正座ができる日もあるほどに進化しています。声量がなくて聞き取りづらかった声も、お腹に力が入るようになったことで、はっきりと聞き取れるようになりました。

現在、母は72歳。背中もシャンと伸び、多くの友達にも囲まれ、毎日が充実しているようです。

●ふじいみきと自力整体　年表●

2011年　自力整体と出会う

2013年　自力整体創始者　矢上裕先生のもとで
　　　　矢上予防医学研究所認定　自力整体ナビゲーター　資格取得

2014年 便秘が解消され　生理周期が落ちつく

2015年 結跏趺坐ができるようになる。

　　　　　（けっかふざ：あぐらをかき、左右のももの上に反対の足を置くポーズ）
　　　「整食」の観点からグルテンフリーを実践し、痩せる
　　　　また不快な症状が改善されていることに気づき、自分が後鼻漏であったこと知る

2016年   視力回復プログラムを実践。免許更新で「眼鏡条件」が外れる(現在も裸眼)

2017年   待望の自然妊娠　

 　　　　　むくみも不安もなく喜びに満ちた妊婦生活を堪能

2018年   40歳で自然分娩　出産前日まで教室で指導

 　　　　　念願の助産院で出産

2019年   産後の股関節・膝痛を自力整体で克服

2020年  コロナ禍でオンライン配信に挑戦　

2022年　健康運動実践指導者　資格取得
　　　　健康運動指導士　資格取得

　　　　瀬戸内国際芸術祭　男木島パフォーマンス　参加

090-2827-3185

ブログ

Blog http://ameblo.jp/coco-kara123